外構・エクステリア

東京住宅サービスの提案・施工

既存の出入口は開き戸で、車いすの方が通行するのは困難でした。そこで、横の壁を壊して、新たに間口の広い出入口を作成し、自動扉を取り付けました。 これに伴い、出入口前の舗道も改修を。段差をなくし、車いすの方でも楽に出入りできるように、同心円状のなだらかなスロープを作成することになりました。急な勾配では、上りも下りも大変。そうかといって、勾配がゆるすぎると、移動距離が長くなって大変。ちょうどいい案配の勾配にするには、動線はもちろん、雨水の流れる道や周囲の環境も考慮して見極める必要があります。知識や発想、センスに加え、「使う人はどうなのか？」という当事者意識も大事です。相手の立場にたって検討・施工することで、負担のかからないスロープが完成しました。既存の出入口前はインターロッキングブロック舗装を施し、明るくモダンな印象に。新たな出入口前は透水性に優れた樹脂舗装を施し、雨の日も水たまりができにくいように配慮。お客さまからは、誰もが行き来しやすく、利用しやすい相談室ができたと喜んでいただけました。